スペインでは気軽に楽しめるスパークリングワインのカヴァや、食前、食後に活躍するシェリー、マラガのデザートワインなどバラエティ豊かなワインが造られ、日本でも近年人気が上昇しています。
スペインはイベリア半島の大半を占め、フランスとポルトガルと国境を接しています。2019年のワイン用ブドウ栽培面積は世界第1位で、生産量も世界第3位のワイン大国です。17ある自治州の全てでブドウ栽培が行われています。
カヴァは主にカタルーニャ地方でフランスのシャンパーニュと同様に瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインです。
様々なカヴァが造られていますが、多くはカジュアルに気軽に楽しめるスタイルです。ANAでも老舗のワイナリーにオリジナルボトルのカヴァを造ってもらっています。飛行機が描かれたポップなデザインのボトルで、プレゼントにもパーティにも活躍してくれる1本です。
白ワインや赤ワインではスペイン固有の品種を使った素晴らしいワインが数多く生産されており、シャルドネやカベルネといった国際品種とはまた異なる個性で楽しませてくれます。
特にテンプラニーリョから造られる赤ワインには秀逸なものが多く、しかも比較的お手頃な価格で熟成したヴィンテージや上級キュヴェを手に入れることができます。熟成した赤ワインの魅力を体感するのにスペインワインはお勧めです。