A-style ソムリエワインコラムパックナンバー ソムリエおススメのワインや美味しいワインの飲み方をご紹介しますします。

今おススメのワインコラムはこちら

2022.1.11
おつまみと楽しむワイン

佐藤ソムリエ

監修A-style ワインアドバイザー 佐藤ソムリエ

ワインと何を合わせますか?

レストラン、ワインバー、居酒屋、ご家庭、様々なシチュエーションでワインが楽しまれています。レストランであれば、じっくり選んだ1本でコースを通して楽しむ、或いは料理ごとにソムリエが厳選したペアリングと共にお食事を楽しむことができます。

ご家庭でもワインを飲む方がたくさんいらっしゃると思いますが、おつまみと合わせて気軽に楽しむ際は、どんなワインとどんなおつまみを合わせていますか?

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ワインとチーズ

ワインのおつまみの定番と言えば、何と言ってもチーズです。食前、食後にチーズとワインでゆっくり楽しむ時間は素晴らしいものです。世界中に様々な種類のチーズがありますが、合わせる際には少しだけポイントがあります。

まずは、ワインとチーズの産地を合わせるやり方です。例えば、ロワールの山羊のチーズには、ロワールの爽やかなソーヴィニョン・ブランという感じです。

次に味わいの方向性を合わせるやり方です。やわらかでクリーミーな白カビタイプには、シャルドネ等のふくよかなタイプの白ワイン。ハードタイプには、甲州などドライで旨味のあるタイプがお勧めです。

ワインとドライフルーツ

ドライフルーツもまたワインのお供の定番です。ワインの香りをフルーツで表現しますが、その香りのドライフルーツと合わせるとどちらもより美味しくいただけます。

例えば、ドライマンゴーは、カリフォルニア等のトロピカルなニュアンスのシャルドネと、ドライプルーンは凝縮感のあるカベルネ主体のワインがお勧めです。お気に入りのワインの香りにマッチするドライフルーツをぜひ探してお楽しみください。

2021.10.12
肉料理に合わせるワイン

佐藤ソムリエ

監修A-style ワインアドバイザー 佐藤ソムリエ

ワインと料理、ペアリングのポイント

肉には赤ワイン、魚には白ワインと言うのがワインと料理のペアリングの入り口ですが、これはあくまで基本的な考え方で、実際には肉や魚自体の種類にもよりますし、調理法やソースによっても合わせるワインのタイプは変わってきます。

そこでお勧めしたいのが、料理や素材の色とワインの色を合わせるという方法です。簡単すぎて心配されるかもしれませんが、実は理にかなっていて、意外と外さない方法なんです。

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赤ワインと相性の良い肉料理

肉料理=赤ワインというイメージですが、どんな肉料理にも赤ワインが合うという訳ではありません。

ステーキやハンバーグ、ビーフシチューなどしっかりとした味わいの料理には良く合いますが、チキンのクリームソース煮や仔牛のカツレツなど優しい味わいの料理ですと、赤ワインのしっかりとした味わいやタンニンが勝ってしまうことがあります。

さらに赤ワインに合う肉料理の中でも、軽めの赤が合うものもあれば、しっかり目の濃い赤が合うものもあります。ここは料理の味わいの強弱を意識してみてください。

赤身の牛肉を少し甘みのあるタレや割り下でいただく焼肉やすき焼きには、果実味がたっぷりでボリューム感のあるフルボディの赤ワインが合いますし、タレの焼き鳥やローストビーフなどにはピノ・ノワールなどのミディアムボディの赤ワインが合います。

白ワインと相性の良い肉料理

では、白ワインにはどんな肉料理が合うのでしょう。赤ワインには合わないとお話したチキンのクリーム煮や仔牛のカツレツですが、こちらは白ワインと好相性です。料理のボリューム感を考慮すると、キリっとした辛口ではなく、ふくよかで樽のニュアンスが感じられるような白ワインがお勧めです。

また、生ハムやサラミ、パテなどの加工肉にも白ワインが良く合います。これらシャルキュトリーには種類に応じて、酸のあるすっきり目のものから、ボリューム感のあるふくよかな白ワインまで組み合わせは様々です。

基本を踏まえつつ、色を意識してワインを選ぶことで、ご家庭でも素敵なペアリングをお楽しみいただけます。

2021.8.10
ワインの賞味期限

佐藤ソムリエ

監修A-style ワインアドバイザー 佐藤ソムリエ

ワインの賞味期限と消費期限

ワインのバックラベルには原産国や内容量等の情報が記載されていますが、そこには賞味期限も消費期限も見当たりません。そうなんです、ワインには明確な賞味期限も消費期限もありません。

とは言え、いつまでもずっと保管しておけるという訳ではなく、栓がされたままのワインも少しずつ変化していくのです。ポジティヴな意味では熟成、ネガティヴな意味では劣化と言えるでしょう。

その変化の境目はワインのタイプによっても違いますし、同じワインでも輸送や保管の状況によって異なってきます。それは賞味期限や消費期限というよりも、飲み頃と言った方がしっくりきますね。

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ワインの飲み頃

ワインの飲み頃はワインによって違いますし、飲まれる方のお好みにもよります。ですので、一律に飲み頃を語るのは難しいのですが、赤でも白でもフレッシュな味わいを楽しむタイプは、できるだけ早いうちに飲むのがお勧めです。ボジョレー・ヌーヴォーが最たる例ですね。

そして、ボリューム感があるフルボディのワインは数年寝かすことで、更なる変化をお楽しみいただくこともできます。ただ、やはりワインごと、飲み手ごとに飲み頃は異なりますので、迷った時はショップの店員さんやソムリエに遠慮なく質問してください。きっとお好みに合うワインをお勧めしてくれるはずです。

開栓したワインの賞味期限

1日ではワイン1本飲み切れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ワインは栓を抜いた瞬間から空気に触れることで酸化が始まります。

開けてしまったワインはできるだけ早いうちに飲み切ってしまうのがお勧めではあるのですが、残ってしまった時は、ボトルから空気を抜くことが出来るバキュバンや、酸化を抑制するガスを使っていただくと、数日の間であれば美味しくお楽しみいただくことが出来ます。

2021.2.9
チョコレートと楽しむワイン

佐藤ソムリエ

監修A-style ワインアドバイザー 佐藤ソムリエ

チョコレートとワインは合うの?

皆さんはワインを飲む時、どんなおつまみを用意しますか?ハムやパテなどのシャルキュトリーや、チーズが手軽でワインとの相性も良い定番のおつまみですよね。

チョコレートはどうでしょうか?あまりワインと合わせるイメージはないかもしれませんが、実はチョコレートとワインの組み合わせも面白いんです。

ただ、どのようなチョコレートに、どのようなワインを合わせるのか、ちょっとしたポイントがあります。

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合わせて楽しむポイント

チョコレートとワイン、一見相性の良い組み合わせに感じられますが、どちらも様々なタイプが存在しますので、組み合わせも重要です。

ポイントは味わいや風味の共通点です。料理とワインも、それぞれに共通する味わいや風味があると相性がぐっと良くなります。ジンファンデルのような重厚感、タンニンのしっかりしたタイプであれば、苦みのあるダークチョコレートがおススメです。

また、果実のニュアンスを持つ白ワインであれば、その果実の風味のチョコレート、例えばオレンジピールを使ったチョコレートを。そして一番簡単なのは、甘いチョコレートに甘いワインを合わせることです。例えば、濃厚な甘みが特徴のポートワインであれば、色々なタイプと好相性を見せてくれます。

大切な人へのプレゼントに

シャンパンとチョコレートの組み合わせも考え方は同様ですが、こちらはスティルワインや、甘口ワインとはまた違った相乗効果が生まれますので、お気に入りのシャンパンと色々なチョコレートを合わせて試すことで、新たな発見があるかもしれません。

そして、ご自身で見つけたお気に入りのワインとチョコレートを大切な人へプレゼントするのも素敵ですね。

2020.12.8
スパークリングワイン

佐藤ソムリエ

監修A-style ワインアドバイザー 佐藤ソムリエ

食事のスタートを華やかに!

食事のスタートを華やかに演出してくれるスパークリングワイン。お祝い事やイベントの多いこの季節には特に欠かすことのできないアイテムですね。スパークリングワインは3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称です。

フランス、シャンパーニュ地方で瓶内二次発酵で造られるシャンパーニュが特に有名ですが、他にも様々なスパークリングワインが世界中で造られています。

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世界のスパークリングワイン

スパークリングワインは、フランスではヴァン・ムスーやクレマン、イタリアではスプマンテ、スペインではエスプモーソ、ドイツではシャウムヴァインと呼ばれています。それぞれの国で特定の条件をクリアしたものが、フランスの「シャンパーニュ」、イタリアの「フランチャコルタ」のように特定の名称を名乗ることができます。

それらのスパークリングワインは泡がキメ細かく、味わいもエレガントで上質、価格もそれなりにしますので、普段飲みというよりも、晴れの席、お祝いの席など華やかな場面で飲まれることが多いかと思います。

普段飲みにもスパークリングを

ヨーロッパ以外の国でもスパークリングワインは造られており、ニューワールドと呼ばれる生産国では、価格がお手頃なものが多く、普段飲みには十分なクオリティーのものを見つけることができます。

世界中のスパークリングワインから、シチュエーションや気分に合わせて、ピッタリな1本を選んで飲むのも楽しみの1つですね。

2020.10.13
星付きレストランのワイン選び

佐藤ソムリエ

監修A-style ワインアドバイザー 佐藤ソムリエ

料理の価値を高めるワイン

高名なレストランガイドから星の評価を獲得したレストランは星付きレストランと呼ばれ、そのジャンルはフランス料理や日本料理のみならず、焼き鳥からラーメンに至るまで多岐にわたります。

評価の対象、星の基準となるのは料理のみなのですが、高い評価を受けるレストランでは、料理の価値を高めるワイン等の飲料にも当然のことながら力を入れています。

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星付きレストランのワイン選定

では、星付きレストランではどのようにしてワインを選ぶのでしょうか?かつて私が勤務していた都内のホテルではフレンチ、中華、創作料理の三店舗がそれぞれ一つ星を獲得していました。

グラスワインは各レストランの料理にマッチするものを選んでいましたので、各レストランで異なるラインナップとなります。新しいメニュー、コースがスタートする前に、シェフが全ての料理を試作します。

その際、ソムリエは事前に料理内容を把握し、どのようなワインが必要になるかを予測し、候補となるワインを用意します。そして、それぞれの料理をいくつものワインと合わせて、一番相性の良いもの、それぞれを高めあうワインを選定します。

ご自宅で星付きレストラン体験を

ただ、ゲストの中には料理との相性よりもご自身の好みの味わいのワインをご希望される方も多くいらっしゃいますので、グラスワインに関しては料理との相性に加え、明確で分かり易い個性が必要です。

この様にグラスワインの選定はソムリエにとって重要な仕事であり、そこで選ばれるワインはそのレストランのスタイルや個性を反映しているとも言えます。星付きレストランでは、料理だけでなく、ワインの選定にも妥協がありません。

そんなこだわりのワインをご自宅でお楽しみいただく際は、少し大きめのグラス、できればそれぞれの品種の個性を活かしてくれるグラスでお召し上がりいただくと、より一層ワインの香りと味わいをお楽しみいただけるはずです。