セット内容
2016年、長野県上高井郡高山村に設立された信州たかやまワイナリー。厳しい日照り、恵みの雨、そして凍りつく過酷なマイナスの世界。そんな高山村の気候・風土を知り尽くした栽培農家と、醸造家の鷹野永一氏が一体となり質の高いワインをうみ出しています。「世界に羽ばたくワインを目指して」という思いを掲げ、ワインが繋ぐ「和」を大切にワイン造りを行っています。地方の方言で「ありがとう」を意味するこのアントにも、栽培農家の方々の手形があしらわれています。
明るいベリー系のアロマに、ナツメグやグリーンペッパーなどスパイスのアクセント。優しい果実味に程よいタンニンと繊細な酸が溶け込み思わずもう一杯、と杯が進む、まろやかなメルローに仕上がっています。
都農ワインは戦後まもなくから宮崎の温暖な気候を利用したブドウ栽培を行い、1996年に生産者の夢であったワイナリーをオープンしました。海の見える丘の上で地元産ブドウ100%のワイン造りを行っており、宮崎の豊かな日照やテロワールを活かしたワインは国内外のコンテストでも受賞しています。
独自の栽培方法で誕生した都農のシラー。黒胡椒や山椒のように、スパイシーな香りが印象的です。追いかけてくるように、カカオやチョコレート、黒糖のような甘い香りが開きます。熟した赤い果実やプラムにスパイスが加わり味わいに厚みを感じ、カカオのような甘い余韻が広がります。一口で様々な変化が楽しめる赤ワインとなっております。
山梨の気候風土に合わせて品種改良された、醸造専用品種である甲斐ノワール。鮮やかなガーネットの色調、品種特性であるオリエンタルなスパイス香や、ブラックベリーなどの黒い果実の香りに、オーク樽由来のトーストやバニラのニュアンスを調和させた。細やかなタンニンと上品な酸が、今後の瓶熟成にも期待が出来る、ミディアムボディの赤ワイン。
インフォメーション
学生時代のフランス留学でワインに出会い、ソムリエを目指す。都内の星付きフレンチ、ラグジュアリーホテルで経験を積み、2017年にANAインターコンチネンタルホテル東京のシェフソムリエ就任。
(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ・エクセレンス