牛刀は、肉や筋を切り、骨から身をはがすために生まれた、鋭い先端が特徴の包丁。肉や魚を捌いて小さく切るのに適しているほか、三徳包丁よりも刃身が長いので、使い慣れれば幅広の野菜を刻んだり、果物の皮を剥くなど、 そのスマートで美しい形状を活かして自在に操ることが出来ます。刃先が上向きに沿っているため、まな板に対して平行にならないことが特徴です。先端に強い力をかけ、そりを活かして肉や魚に切り込むことができます。魚を捌くことの少ないご家庭でも、鶏肉の筋切りや皮引きなどにお使いいただくと便利さが引き立ちます。 肉や魚は牛刀、それ以外は三徳包丁…と使い分ければ、それぞれ刃の傷みも遅くなり、長持ちするため、二本目の包丁としてお勧めです。通常のステンレス鋼よりも切れ味が持続しやすい、モリブデンバナジウム鋼を使用。握り手の最後部から刃身の先端まで、一本の芯で通した「本通し仕様」。持ち手の鋲は三点留め。手元がブレにくく、力加減をそのまま伝える、安定感のある振る舞い。刃物は「災いを断ち切る」「新たに切り開く」という意味を持ち、贈り物にもおすすめ。