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大野農園は山形県高畠町で農業を営む生産者です。高畠町は山形県の南東部に位置し、奥羽の山並みの扇状地に拓けた美しい町です。昔からまほろばの里と呼ばれており、山や丘に囲まれ農作物や果物の実りの豊かな人の住み良いところといういわれがあります。またこの地の特性上、昼夜の寒暖差が大きく、ぶどうの栽培に適した地であったことから、ぶどうの産地として有名になりました。
大野農園は今現在、三代目大野裕司(ひろし)さん、大野美千代(みちよ)さん夫婦が切り盛りしています。祖父の代からぶどうの生産を始め、主にデラウェアの栽培に力を入れ取り組んできました。
二代目・父の正敏(まさとし)さんの代からは時代のニーズに合わせデラウェアの他に高尾、ワイン用のぶどうをはじめ色々な種類のぶどうの栽培を手掛けてきました。特に高尾の味にほれ込み栽培に力を入れた経緯があります。
三代目に当たる大野夫妻は、先代の育んできたデラウェア、高尾を継承しつつ、シャインマスカット、ピオーネ、クインニーナ、ゴルビー、シナノスマイル、コトピー、バイオレットキング、クイーンセブン等を栽培しています。現在の農地の総面積は約2.4ha、栽培しているぶどうの品種はワイン用も含め20種以上です。
大野さんは栽培方法にもこだわりを持ち、減農薬栽培に取り組みながらぶどうを育てています。また、果樹園に生える雑草もあえて根を張り巡らせ、それにより土壌が柔らかくなり、コク深い上品な味わいのあるぶどうが生まれました。
現在でも、よりおいしいぶどうが出来上がるよう日々試行錯誤し、楽しみながら育てています。
果物王国山形県のぶどう。中でもシャインマスカットは国内でも一粒一粒が大粒なぶどうとして知られ、味はもちろんのこと、見た目のボリューム感も兼ね備えています。
若干色付きが甘い、粒が揃っていない等、それだけの理由で市場に出回らないぶどうを集めました。もちろん、味に何ら問題はございません。
冷蔵庫で2〜3時間冷やしてお召し上がりいただきますと一層美味しくなります。