1935年創業の吉田カバン。創業以来「MADE IN JAPAN」にこだわり鞄を作り続けてきました。創業者吉田吉蔵の精神「一針入魂」は今現在社是になっています。それは、ひと針ひと針を丁寧に縫い合わせていく作業の様に、素材選びからデザイン・縫製にいたる全ての工程に手を抜かない吉田カバンの物づくりを表現しています。 創業者吉田吉蔵は関東大震災の時、紐の両端に家財を結びつけて肩から掛ける事により、多くの荷物を運び出しました。この経験は吉蔵に鞄とは第一に荷物を運ぶ道具でなければならないと考えさせました。1962年に発表された、吉田カバンのメインブランドである「ポーター」は、この経験に基づく理念を忘れず、使う程に馴染み、永く愛用して頂ける鞄づくりを目指しています。