A-styleソムリエ ワインコラム アーカイブVol.2 ソムリエおススメのワインや美味しいワインの飲み方をご紹介します。

2022.10.11
お肉に合わせる赤ワイン

佐藤ソムリエ

監修ワインアドバイザー 佐藤雄介ソムリエ

料理を引き立てるワイン

メインとなる肉料理に赤ワインを合わせて楽しむ時間は、食事のハイライトとも言えるひと時ではないでしょうか。上質なお肉と添えられたソース、そこに相性の良い赤ワイン、考えるだけでお腹が空いてしまいますね。

お肉の種類と料理のスタイルに合わせてワインをチョイスすることで、お料理をより一層美味しく楽しむことができます。そこで今回は、代表的でポピュラーな牛肉と豚肉に焦点を当ててみます。

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牛肉とワイン

牛肉を使ったお料理と言えば、肉厚なステーキ、すき焼き、赤身肉を使ったビーフシチュー等があります。これらの味付けがしっかりした牛肉料理には、ワインも同様にしっかり目で力強いもの、ブドウ品種で言うとカベルネ・ソーヴィニョンやシラー、マルベック等がお勧めです。

スパイシーな味付けのお料理にはスパイシーなシラー、すき焼きのように甘みがあるものにはジンファンデルというように、共通項のある組み合わせを選ぶと更に相性が高まります。

豚肉とワイン

次に豚肉を使ったお料理はどうでしょう。ご家庭の食卓にも登場するBBQスペアリブ、角煮、生姜焼き等でイメージしてみましょう。牛肉に比べると肉自体も味付けも優しく、甘みのニュアンスがあるのが特徴です。合わせるワインも同じ方向性で考えられます。豚肉料理には優しい口当たりで、滑らかなタンニンのミディアムからフルボディ、品種で言うとピノ・ノワールやガメイ、グルナッシュがお勧めです。

サンジョベーゼから造られるキャンティ・クラッシコは牛肉にも豚肉にも合いますが、上質なTボーンステーキにはキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァを、カジュアルなポーク・ソテーのトマトソース等にはスタンダードのキャンティ・クラッシコを合わせるという様な、料理とワインの格を合わせるというペアリングもおしゃれですね。

2022.8.16
ワインの適正温度

佐藤ソムリエ

監修ワインアドバイザー 佐藤雄介ソムリエ

白ワインはよく冷やして?赤ワインは常温で?

ワインにとって温度は非常に大切な要素の一つです。ご家庭でワインを楽しまれる際、皆様はワインの温度を気にされていますでしょうか?

スパークリングと白ワインは冷蔵庫でしっかり冷やして、赤ワインは常温で、というのがワインの適正温度の入口となりますが、今回はワインをより一層美味しくお楽しみいただくためのもう一歩踏み込んだポイントをお話します。

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スパークリングと白ワインの適正温度

スパークリングワインや白ワインは冷蔵庫でしっかりと冷やして、すっきりと爽やかに楽しみたいですよね。ですが、中には冷やし過ぎない方が本来の良さを楽しめるワインもあります。

例えば有名な白ワインのシャブリにはスタンダードの村名、一級畑、特級畑の3つのランクが存在します。村名のシャブリは軽快な飲み口と爽やかな酸味を楽しむワインですから、冷蔵庫でしっかり冷やすことでその良さを発揮します。逆に特級のシャブリは複雑味やボリューム感、熟成感が特徴ですので、冷やし過ぎるとその良さが隠れてしまいます。村名の適温が6℃から8℃とすると、特級は10℃から12℃というところでしょうか。

ただ、温度を測りながらワインを飲むというのも無粋ですので、基本的には冷蔵庫でしっかり冷やし、飲み始めたら冷蔵庫に戻す、或いは出したままにして適温に近づけるやり方がお勧めです。

スパークリングワインも同様の考え方が出来ます。すっきりとしたタイプであればしっかり冷やし、ふくよかなタイプであれば、少し高めの温度が適温となります。

赤ワインの適正温度

「赤ワインは室温で」、よく聞くフレーズですが、この室温とは何度のことだと思いますか?これはフランスなどヨーロッパの石造りの家の室温のことで、18℃前後を指すと言われています。

現代の日本ですと23℃から28℃くらいでしょうか。ですので、室内に置いたままのワインは飲む前に冷蔵庫で30分から1時間ほど冷やすことで適温に調整するとより美味しくいただけます。15℃くらいに保たれたワインセラーで保管してあると、グラスに注いで飲む際に適温になります。

白ワイン同様、赤ワインもタイプによって適温が異なります。例えばボジョレー・ヌーヴォーのような軽やかなタイプは12℃前後、ブルゴーニュのような華やかなミディアムボディは16℃前後、ボルドーのような重厚なフルボディは18℃前後が飲み頃となります。

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