インフォメーション
代表の橋善祐さんは大学卒業後、ニュージーランド、オーストラリアに渡り、ぶどう栽培と醸造を学び2016年からはサントリーワインインターナショナル(東京都)に勤務、長野県でぶどう栽培に携わった経歴を持つ。そんな中、故郷の山形県高畠町でもぶどうの生産者の高齢化による耕作放棄地が増えている現状を知り、故郷のブドウ畑を残したいとの思いから、山形県高畠町にて2022年4月よりぶどう農家として就農。現在はデラウェア、シャインマスカット、ワイン醸造用のピノブランなどを栽培している。
高橋未来さんは大学卒業後、青年海外協力隊としてペルーで観光誘客に携わり帰国後は長野県職員としてインバウンドの推進に取り組んだ経歴を持つ。こうした経験を活かしSNSなどでぶどうの生育状況や収穫、販売情報を発信している。
屋号 oboco grapes
oboco(おぼこ)は山形県の方言で子供の意味。100年以上続く歴史あるぶどうの産地高畠町で、ぶどうを通じたoboco視点でのモノコトづくりをすべく、2022年4月よりぶどう農家として就農。
良いぶどうが生まれる土地
デラウェアは全国で造られていますが、山形県高畠町、中でも和田地区はぶどうの栽培に適したエリアです。
ぶどうは水はけの良い土を好みます。和田地区の土壌は小石や礫が転がり排水性の高さが特徴。適度な水分ストレスを受けながら育つぶどうは、収穫時に高い成熟度を持つ果実をならせます。
また和田地区の標高は250〜300mと高畠町内でも高く、これが昼夜の寒暖差を生みます。
この夜温の低さはぶどうの黒色の色調を高め光合成で得られた糖の分解を減らすため、和田地区のデラウェアは温暖な地域の物と比べ、濃い紫色の色調と甘い味わいが特徴です。
そして和田地区は豪雪地帯で1−2月には150〜180cmを超える積雪も珍しくない土地です。多くの雪は農家にとって除雪を含め多大な労力をかけますが、ぶどうにとっては厳寒期の寒さから樹を守り、春には豊富な雪解け水がぶどうの芽吹きを安定させます。このようなことから和田地区のぶどう樹は凍害や、芽吹きの時期の水不足といった寒冷地特有の課題を減らし、安定して高品質なぶどうの生産に繋がります。
ぶどうは水はけのよい土を好みます。高畠町和田地区の土壌は小石や礫が転がり排水性が高いのが特徴です。過度な水分ストレスを受けながら育つ葡萄は、収穫時に高い成熟度を持つ果実をならせます。また和田地区の標高は250〜300mと高畠町内でも高く、昼夜の寒暖差を生みます。この夜温の低さはぶどうの黒色の色調を高め光合成で得られた糖の分解を減らすため温暖な地域の物と比べ濃い紫色の色調と甘やかな味わいが特徴です。
サイドレスハウス被覆による減農薬栽培に取り組んでいます。サイドレスハウスとは側面が開いている棚を使用する栽培方法で雨からぶどうを守りながらも風通しを良くします。これによりぶどうを病虫害から守り、薬剤散布回数を劇的に減少させることができます。具体的には「露地10回/年→サイドレス5〜6回/年」(R5年JA山形おきたま防除暦より)と4〜5割程度の回数を削減できます。
そのまま生食でお召し上がりください。またお召し上がりの直前に冷やして頂くのも美味しいです。