生産者探訪 第3回 福井県 一乃松 おせち

正月三が日に食べられるおせち。地元の方はもちろん、遠方にお住まいの方や数多くの食通たちが虜になっている一乃松のおせちは、毎年30,000~40,000段ほど製造されています。料理長の想いと、ANAバイヤーのこだわりがぶつかり合い、何度も試作を重ねてついに完成した、一乃松のおせちをご紹介します。

今回の探訪先

福井県 坂さん:福の井一乃松 総料理長
福井県
坂さん:福の井一乃松 総料理長
大阪辻調理師専門学校を卒業後、京都桜田・桜田五十鈴氏、京都祇園畑中・脇田正弘氏の元で研鑽を積み、福の井一乃松の店主として現在に至る。地元の食材は勿論、全国各地の厳選した旬な素材にとことんこだわり、これまで培った技と心意気で「日本料理」を創りふるまっています。
福井県 森下さん:一乃松セントラルキッチン工場長
福井県
森下さん:一乃松セントラルキッチン工場長
高校を卒業して和食の見習いに従事、各地での修行を経て、一乃松に入社。迎春用の「ぶりのしゃぶしゃぶのお造り」ではぶりを約300体、半身に換算すると約600体の皮をたったひとりで数時間で捌いたことも。おせちはもちろん、百貨店などのギフト商品からごちそう一乃松のお弁当まで、すべてをセントラルキッチンで請け負う采配の達人。
  • 素材・技・味にこだわり、
    季節を五感で味わえる最高のおもてなし
    福井駅から徒歩15分圏内の場所に佇む「福の井一乃松」。断崖絶壁が続く越前海岸に凛と聳え立つ1本の松が店名の由来となっており、四季折々の旬の素材を生かし、盛り付けや器にもこだわった季節感に満ちた日本料理を提供しています。京都の日本料理店で腕を磨いた料理長が、とれたての魚介や旬の食材を使い、目にも鮮やかな一皿へと仕立てることにより、「間もなく訪れる季節を五感で味わい、いつ来ても新しい発見を感じられる」和食の世界を堪能できます。洗練された盛り付け、口にした時に感じる旬の味わい、福井の地の利を活かした一乃松の料理は、まさに芸術品です。
    素材・技・味にこだわり、季節を五感で味わえる最高のおもてなし
  • 創業以来、食通たちを唸らせてきた一乃松のおせちをご自宅に
    「皆様に最高のおもてなしを、笑顔をお届けしたい」という想いから、ANAショッピングのためだけに作られたその味は、厳選された素材を活かした美味しいものばかり。今年は大きくリニューアルをし、見た目にも鮮やかなおせちを作っていただきました。素材のひとつひとつから、味付け、焼き方、飾りつけのすべてにこだわった自慢の逸品です。一品一品想いを込めて詰めたおせちは、そのまま冷蔵でお届けする生おせちであるため解凍はいりません。創業以来、食通たちを唸らせてきた一乃松のおせちを、ご自宅にいながらにして味わっていただけます。
    創業以来、食通たちを唸らせてきた一乃松のおせちをご自宅に

レポーターもイチオシ! こだわりのポイント

  • point 01
    長年にわたる目利きとこだわりで素材選び
    長年にわたる目利きとこだわりで素材選び
    日本海屈指の漁場である越前海岸出身の料理長が、長年にわたる目利きとこだわりで全国各地に足を運び、これぞという食材を集めます。素材選びの情熱には「満足」という言葉はあてはまらず、独自の感性と確かな腕で季節の素材を活かした料理を提供しています。
  • point 02
    自社製造にこだわり衛生・品質管理を徹底
    自社製造にこだわり衛生・品質管理を徹底
    生鮮食品を扱うため、一乃松セントラルキッチンでは鮮魚の取り扱い方や工場の衛生管理、厨房内の衛生管理など、スタッフ全員が教育を受け、衛生・品質管理を徹底、ISO22000を取得しています。注文が増えた現在でも他社への委託製造は行っていません。
レポート後記
レポート後記
A-styleグルメ担当より

一乃松の12月は怒涛のように過ぎていき、月の中旬~年内は料亭やお弁当は休業して全員が総出でおせちの製造、出荷の対応を行うそうです。おせちを作っていていちばん楽しいと感じるのは「すべての出荷が終った時」とのことですが、同時に「昔は個別にご注文いただいた数個だけを製造していたのが、いまは全国にお届けできることがとても嬉しい、もっともっと喜んでいただけるよう頑張ります」とお話されていたのが印象的でした。新年はぜひ一乃松のおせちをご堪能ください。

※本特集ページに掲載している情報は2023年11月20日時点のものです。
最新の商品情報は各商品ページをご確認ください。