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世界のワインを巡る旅 アーカイブ

A-styleのワインアドバイザー監修のもと、世界各国のワインの特徴や味わい、
トレンドなどの情報とともにおすすめのワインをご紹介。

  • イタリア
  • ジョージア
  • チリ
  • フランス
  • 南アフリカ
  • ニュージーランド
  • オーストラリア
  • ギリシャ
  • アメリカ合衆国

今井ソムリエ

監修 Supervisor A-style ワインアドバイザー 今井ソムリエ

(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ 2007年にボルドー大学醸造学部公認ワインテイスターを取得。ANAインターコンチネンタルホテル東京のF&Bダイレクター就任。

イタリアのワイン

イタリアワインのバリエーションの豊かさは世界一と言っても過言ではありません。北から南まで20州全てでワインを造っており、更に固有の土着品種が豊富でその数は2,000種以上とも言われています。整然と整ったイメージのフランスワインの世界に比べると、イタリアワインの世界はある意味で混沌としていて、全貌を把握するのは簡単ではありません。しかし、その混沌こそがイタリアワインの魅力であり、混沌を受け入れることでより一層ワインを楽しむことができるとも言えます。

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イタリアを大きく分けると、北部、中部、南部となります。まず北部で有名なのは、ピエモンテ州でネッビオーロという品種から造られるバローロ、バルバレスコ。ヴェネト州には陰干ししたブドウから造られるアマローネがあります。赤ワインだけではなく、ロンバルディア州にはシャンパーニュに匹敵する品質のスパークリングワイン、フランチャコルタもあります。

中部のトスカーナ州にはお馴染みのキャンティ・クラッシコがサンジョヴェーゼという品種から造られています。また同じ州内にブルネッロ・ディ・モンタルチーノという高名な赤ワインがありますが、このワインに使われるブルネッロというブドウは、実はキャンティに使われるサンジョヴェーゼの別名で、同じ品種なのです。別の地域ではモレッリーノ、また別の地域ではプルニョロ・ジェンティーレとも呼ばれています。品種の別名が多数存在するのもおもしろいですね。
南部にも様々な魅力的なワインがありますが、このまま続けると何ページあっても終わりません。このようにイタリアワインの世界は多種多様な魅力に溢れています。この愛すべき混沌に飛び込んで、お気に入りの1本を探し出してみてください!

ジョージア(グルジア)のワイン

ワインの発祥地が東ヨーロッパのジョージアであることをご存知でしょうか?平成30年の初場所で優勝した栃ノ心の出身地ということで注目を浴びたジョージアは、我々日本人にはあまりなじみのない国です。しかしワイン業界では現在、そのプロフェッショナルが注目する流行の産地となっています。ソビエト連邦崩壊後にロシアから独立、グルジアからジョージアに改名したこの小さな国でワイン造りが始まったのは今からなんと8,000年前で、フランスやイタリアなどの有名なワイン産地よりもはるかに古い歴史を持っています。

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この国が注目を浴びるようになったのは、クヴェヴリと呼ばれる、甕(かめ)で造られる伝統的なワイン製造法が2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されたことがきっかけでした。同時に、その製法で造られるオレンジワインが世界的な脚光を浴びるようになったのです。さらにジョージアは土着品種の宝庫とも言われ、現在確認できているだけでも525種類もの固有品種を擁しています。その中には爽やかでフレッシュな「ルカツィテリ」や、アロマティックな「ムツバネ」といった白ブドウ、豊富な酸とタンニンが特徴の「サペラヴィ」などの黒ブドウの古代品種が多く含まれています。

とは言え、ジョージアワインの年間生産量のうち、クヴェヴリ製法のワインが占める割合はおよそ10%に過ぎず、それ以外の大規模なワイナリーも多数存在している状況です。言うなれば、古代と現代のワイン文化が共存しているところがこの国の懐の深さで、近代的な醸造施設のワイナリーで造られるお値打ちなワインのレベルの高さも決して見逃してはいけません。かつて楊貴妃やクレオパトラも愛飲したと言われる、最古で最新のジョージアワインをぜひA-styleでお楽しみください。

チリのワイン

長年、日本市場で圧倒的な強さを誇っていたフランスを退けて、2015年からワイン輸入量でチリが第1位となりました。その最大の魅力はわかりやすい味わいと安定した品質、さらに比較的低価格で楽しめるところです。もともとワイン造りのコストが安い国ですが、日本との自由貿易協定によりさらにその強みを増してきました。

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地形的に東西南北を山・海・南極・砂漠に囲まれており、そもそも疫病が侵入しにくい地理であること、さらに乾燥した気候であることから、オーガニック認証を取得するワイナリーが増えてきています。

ともすれば、チリワイン=濃い赤ワインという画一的なイメージが長年定着していましたが、最近は1,400kmにも及ぶ細長い、自然環境に恵まれたテロワールを生かしたいという生産者が登場し、自らの手により、身の丈にあったワインを造る意思を持って、新しいムーブメントを起こしています。元々は地元消費用として使われていたブドウ品種「パイス」が最近取り沙汰されているのもその流れの一端です。大手ワイナリーの安定感と、小規模生産者の個性によりチリワインは多様性と洗練度を増していくことでしょう。

パワフルなチリワインも良いですが、エレガントなチリワインはいかがですか?

フランスのワイン

ワインと言えば、フランス。その長い歴史と文化、知名度で品質、生産量ともに世界を牽引し続けているワイン大国です。ボルドー、ブルゴーニュを筆頭に世界のトップレベルの味わいは誰しもが認める存在ですが、近年の価格の高騰により、昔よりも飲む機会が減ってきた、と言うお客様の声をレストランでも良く聞きます。予算に限りがあっても、他の国に選択肢を求める前に知って頂きたいのがフランスワインの多様性とマイナー産地のコストパフォーマンスです。

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私が初めてフランスで住んだ町、シャンベリーでは地元産のルーセットやモンドゥーズ(当時は全く聞いたことのないブドウ品種でした…)にハマりましたが、価格はいずれもボトル1本が10ユーロほどでした。

ひと昔まではそこでしか飲めなかったレアなワインが、熱心なワインインポーターさんのおかげで日本でもたくさん選べるようになってきました。思い切ってマイナーな地方のワインに手をだして自分好みのワインを発掘する醍醐味を味わってみてはいかがですか?

南アフリカのワイン

南アフリカは未開拓のワイン産地に思われますが、そんなことはありません。ワイン生産国としてはニューワールドにカテゴライズされるものの、初めてワイン造りが行われたのは17世紀に遡ります。1994年のネルソン・マンデラ政権下でワイン輸出市場が開放された後、世界的な主要ワイン生産国となりました。

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以前は大量生産、安いワインのイメージが強かったですが、若い世代の醸造家が世界のワイン産地を訪れて貪欲に学んだ結果、日々品質が向上し続けています。(私が2006年にフランス、ブルゴーニュ地方でブドウを収穫していた頃もすでにたくさんの南アフリカ人研修生がいたのを覚えています。)

白ワインの生産量が若干多く、爽快なソーヴィニヨン・ブラン、エレガントなシャルドネ、幅広いスタイルを持つシュナン・ブランが代表的ですが、近年は赤ワインの割合が増えてきています。

ブドウ栽培に適した多様性に富んだ土壌とそれを下支えする醸造技術により、フレッシュさの際立った高品質なワインが造り出されていますが、そのポテンシャルの高さとは裏腹に価格はまだまだ抑え気味です。そのコストパフォーマンスの高いワインを味わってみませんか?

ニュージーランドのワイン

ニューワールドのワイン産地として人気のニュージーランド。日本と同じ縦に細長い島国で、冷涼な気候からバラエティ豊かなワインが生み出されています。生産量は全世界の1%程の小さなワイン生産国ですが、近年急成長を遂げ、その高い品質で世界に認められています。

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注目は白ワインのソーヴィニヨン・ブラン。すっきりとした爽快感と、ハーブやパッションフルーツの魅力的な香りが調和したスタイルは国際市場で人気を博し、ニュージーランドワインを一躍有名にしました。最近はその特徴的なアロマティックな香りだけに頼るのではなく、土地に根差したミネラルな味わいを追及する生産者も現れ、一口にソーヴィニヨン・ブランと言っても、さまざまなキャラクターが楽しめるようになってきています。

赤ワインではピノ・ノワールも高評価で、本場のフランス、ブルゴーニュのものに比べるとリーズナブルなものが多く、やわらかく親しみやすい味わいは日本でも定着してきました。
また日本人生産者が多く活躍しているのも、うれしい限りです。和食との相性が良いものが多いので、日常のお食事でも重宝します。

オーストラリアのワイン

日本の国土の約20倍の大きさを誇るオーストラリアは世界第5位(2017年)のワイン生産国です。ワイン産地としてヨーロッパと比べると歴史は浅いですが、その多様な土壌と安定した気候、世界最先端の醸造技術、既成概念にとらわれない柔軟な発想から多彩なスタイルのワインが造られています。ぶどう品種をラベルに表示していたり、コルクの代わりにスクリューキャップを積極的に採用していたり、消費者重視の姿勢もオーストラリアワインファンが多い理由と言えるでしょう。

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濃厚なシラーズが赤ワインのイメージが真っ先に思い浮かべる方が多いかと思いますが、それ以外のワインの多様性もオーストラリアワインの魅力です。昨今は温暖化により重たくなりすぎないようにワインに酸をいかに残すのかが生産者の腕の見せ所で、みずみずしい果実味を求めて、ぶどうの栽培面からワインの醸造方法までエレガントに仕上げるスタイルが今の流行です。

一言では決して言い尽くせないオーストラリアワインの多様性と現在進行中のトレンドの変化に今後も要注目です。

ギリシャのワイン

ギリシャは近代オリンピック発祥の地であることは有名ですが、ワイン産地としても5000年以上の歴史があります。本土とエーゲ海の島々のいたるところでワイン作りが行われており、300種以上の土着品種が存在し、まさにブドウ品種のデパート。

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中でも注目なのが、サントリーニ島の固有品種「アシルティコ」。ピュアで力強いミネラルと引き締まった酸が魚介類や野菜と相性がよく、和食の献立にはぴったりの白ワインです。また、赤ワインでは、ギリシャ語で「酸と黒」の意味を持つ「クシノマヴロ」がお勧めです。複雑なアロマとしっかりとしたストラクチャーや豊富なタンニンを備え、熟成のポテンシャルの高い、神秘的なキャラクターです。イタリアの「ネッビオーロ」や、フランスの「ピノ・ノワール」とよく比較されますが、この2品種に負けず劣らずの独自のユニークさを持ち合わせています。

ギリシャワインを通して、ワインの多様性を体感してみてください。

アメリカ合衆国のワイン

ニューワールドの代表国、アメリカのワインといえば、パワフルでアルコール度数が高い。そんな画一的なイメージからエレガントなバランスを追及する時代へと変わり始めています。

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生産量の90%をカリフォルニア州が占めており、アメリカのワイン=カリフォルニアワインのイメージが強いですが、ワシントン州やオレゴン州と並び、近年特に注目を浴びている産地がマンハッタンで有名なニューヨーク州です。北海道と九州を足したくらいの面積で、ヨーロッパ移民によってそのワイン作りの歴史をスタートしました。家族経営を中心とした、小規模な生産者が多く、冷涼な気候から繊細で高品質のワインがつくり出されています。

2000年代初頭には100軒ほどだったワイナリーが現在は400軒以上に急成長を遂げ、その将来性から目が離せません。パワフルでグラス1杯のインパクトよりもエレガントな飲み口で気が付けばボトルが空になっている、そんなバランスの取れたスタイルが今、日本の市場で注目されています。

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