セット内容

2011年のワイン・オブ・ザ・イヤーに選出され、世界一に輝いた、カリフォルニア・ピノ・ノワールを代表するカルトワイン。こちらは各産地の真髄を表現する「アペレーション・シリーズ」の中でも冷涼産地のテロワールを表現している1本です。力強さや凝縮感がありながらも、滑らかな口当たりがお楽しみいただけます。
ちらはアぺレーション・シリーズの中でも、特に冷涼な畑のブドウをブレンドして造られた1本。ロシアン・リヴァー・ヴァレーは、太平洋沿岸部から内陸にかけてロシアン・リヴァー沿いに海洋の影響を強く受ける地域で、夜間は霧が涼しさをもたらし、日中との寒暖差を生み、ブドウが優雅に成熟することが特徴です。
醸造にはステンレスタンクを77%、木樽を13%、コンクリートタンクを10%使用。熟成には34%のフレンチオーク、大樽14%を使用して15カ月間熟成しています。
こうして造られたワインは、鮮やかな赤系果実の果実味と生き生きとしたテクスチャーが広がる味わいに仕上がっています。

カレラは伝説的な醸造家、故ジョシュ・ジェンセン氏が1975年に創業し、「地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのひとつ」と称されるワイナリー。カレラのラインナップの中でもスタンダードなキュヴェで、最良と考える複数の畑のブドウから造られます。魅惑的なアロマ、生き生きとしたフルーツのニュアンスが感じられ、親しみやすくも彼らのエレガントなスタイルを味わえる洗練された味わいが魅力です。
こちらのセントラル・コースト ピノ・ノワールは、カレラの赤ワインの中でもスタンダードなキュヴェ。サンタ・バーバラからサンフランシスコまで広がる広大なセントラル・コーストにおいて、カレラが最良と考える複数の畑のブドウから造られます。約2週間かけてアルコール発酵し、新樽率約10%のフレンチオーク樽にて10カ月間ほど熟成。魅惑的なアロマ、柔らかく滑らかなタンニン、生き生きとしたフルーツやスパイスのニュアンスが特徴です。複雑味に溢れた味わいで、長く豊かな余韻も備えています。

1797年に創業し、ブルゴーニュにおいて最大規模のグラン・クリュを所有するルイ・ラトゥール。英国女王エリザベス2世や歴代米国大統領をはじめとした世界のVIPに愛されたワインとして有名で、「最高のもてなし」を意味する存在となっています。
恵まれた気候のフランス南東部で、伝統的手法によって造られるピノ・ノワール。気軽に楽しめる柔らかな仕上がり。

トーレスは”キング・オブ・スペイン”と呼ばれ、「世界で最も称賛されるワインブランド」にも選ばれた名門です。こちらはワンランク上の赤ワイン。厳しく選果したブドウを長期熟成で仕上げており、深く重厚な印象で、絹のように滑らかな舌触りが特徴です。
外観は深みのあるルビーの色調。ブラックベリーやブラックチェリーなどの完熟した果実のアロマと、バニラやスパイスなどの複雑な香りが立ち上ります。口に含むと、官能的かつ濃厚な果実味と滑らかなタンニンが感じられ、心地良い酸やナツメグやシナモンなどの風味を伴ったシルキーな余韻が魅力。

「全てのシーンに寄り添い、飲む人の人生に喜びをもたらすワインを届けたい」という思いから、ソノマ・カウンティに設立されたフランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー。こちらは、日々の食卓に寄り添うデイリーワインシリーズです。ふくよかな果実味にシナモンやアニスなどの甘いスパイス、オークの風味が溶け込んだ、丸みのある味わいに仕上がっています。
グラスに注ぐと、リッチで瑞々しいベリーやチェリーのアロマに、革や薪を思わせる香りが立ち上ります。口当たりはしなやか。ジューシーな果実味にシナモンやアニスなどの甘いスパイス、オークの風味が溶け込んだ、丸みのある味わいをお楽しみいただけます。

チリワインの最高峰として名高いモンテス社。こちらのヴィンテージ・セレクションは、ブドウの作柄がとても良かった年にのみリリースされます。熟したベリー系果実やカシス、カカオやバニラなど、多彩な要素が調和した豊かな香り。酸やタンニンがきれいに溶け合い、コクのある芳醇な味わいを楽しめます。
グラスに注ぐと深みのある紫色の色調。ワインが若い頃には樽熟成による甘やかな香りと凝縮感のある力強い黒系果実のニュアンスが前面に出たパワフルな味わいが印象的です。しかし程よく瓶熟成を経たことで樽香と果実味が一体化し、皮革や土などの熟成感も現れ、深みのある味わいへと変化していきます。骨格のしっかりしたボディはありつつも、酸やタンニンもきれいに溶けあっており口当たりは滑らか。長い余韻がクオリティの高さ、10年以上の熟成ポテンシャルを感じさせる逸品です。