セット内容
生み出すワインが次々品薄となり入手困難のKisvinワイナリー。
醸造責任者 斎藤まゆ氏が紡ぎだす独創性に富みつつも揺るぎのない信念を感じさせる...まるで芸術作品のようなワインに魅せられた多くの根強いファンから支持されています。
2019年、2020年、2021年ヴィンテージに続きA-styleでのみ数量限定の販売となるANAオリジナルブレンドKisvin甲州。素材としての甲州種の魅力を引き出し、仕込みを重ねる毎に進化を続ける斎藤氏による今年のブレンドをお楽しみください。
「特別な人に贈りたくなるような、Kisvinにしかできない輝くシャルドネを」とのお客様の声から生まれたシャルドネ・レゼルヴ。輝きのある、明るいゴールドの外観。グラスを伝うワインの脚に高いエキス分を感じられます。熟度の高いブドウの印象が香りにあらわれており、強く、複雑なアロマ。熟したアプリコット、蜜リンゴのような甘やかな果実香、はっきりと感じる樽からのバニラ、丁子、スモークの香り、ジンジャーナッツのニュアンスも。アタックはまろやかで、果実の芳醇さがすぐに口中へ広がり、樽熟成由来の心地よい苦味や、厚みのある旨みが全体のボリューム感を引き立たせます。クリーミーな口当たりで、アルコール感は高すぎず、どこか冷涼さを感じる酸味やミネラルは味わいに軽快さや滋味深さを与えており、ワイン全体が重くなりすぎないよう絶妙なバランスを取っています。早飲みの場合はデカンタージュ、スワリングをしてお召し上がりいただくのがおすすめです。さらに、待った者だけに味わえるポテンシャルを秘めており、長期熟成もお楽しみいただけます。
中心に深みを感じる濃いめのルビーレッド。グラスに注いだ瞬間から華やかな印象をもちつつ旨みを連想させる、魅力的でボリュームのある香りが感じられます。ブラックチェリーのような果実香をベースに、バラの花束やすみれの華やかさ、シナモンのようなスパイス香。スワリングすると、紅茶を思わせる香りなども。多種類の香りをつなげているのは溶け込んだ樽香。樽からのバニラ香や丁子のニュアンスが様々な香りに寄り添い、密度を持ち上げています。滑らかで、伸びのある酸味が中盤の果実味や旨みと折り重なりとてもしなやかな印象を与え、緻密なタンニンが重なって重厚感を表現しています。早飲みでも全体的にすでにまとまりがあり、様々な風味が溶け合い複雑で、非常に長い余韻をお楽しみいただけます。
インフォメーション
ブドウ栽培の専門家集団Kisvin(キスヴィン)が自社醸造所を建設。米カリフォルニアや仏ブルゴーニュなどで修業を積んだ女性醸造家 斎藤まゆ氏を迎え、2013年本格始動しました。栽培責任者はブドウ農家の3代目でブドウ作りの達人 荻原康弘氏。自社畑の充実と丁寧なワイン造りをモットーに作られたクリーンで果実味あふれるワインはたちまち人気となりました。5ヘクタールの畑から生産されるワインは品質の良さに加えて希少性もあり、ワイナリー設立から瞬く間に高級レストランのシェフなどから熱烈なラブコールを受けるほどまで人気が高まっている、いま注目のワイナリーです。Kisvinは「ブドウにキスを」という意味の造語。ブドウ作りにかける情熱を表しています。