人気ワイン漫画『神の雫』に登場するキャラクターモデルとなっている本間ソムリエとANAインターコンチネンタルホテル東京の佐藤シェフソムリエによる対談セミナーです。本セミナーのために本間ソムリエと佐藤ソムリエが厳選したワイン4本もお送りいたします。今回、イタリアのトスカーナワインにフォーカスし、海沿いと内陸でのワインの違いや魅力についてご案内いたします。またお送りしたワインのテイスティングを実施し、飲み方やマリアージュについても解説いたします。配信内でご一緒にテイスティングをお楽しみいただけます。
イタリアのトスカーナワインを堪能しながら、知識も深められるお得なセットです。土曜日の夕べに贅沢なひと時をお過ごし下さい。定員100名様限定。
セット内容
ポッジョトンドは、天才醸造家といわれるアルベルト・アントニーニ氏の実家であるワイナリーです。
世界中の著名なワイナリーの醸造家として活躍してきた彼が、故郷トスカーナの「伝統」と「テロワール」、そして「世界最高レベルの栽培・醸造技術」を見事に融合させ、「ワインは飲みやすいものであって、飲む方にとって親しみが持てるもの」という理念のもと、ワイン造りを行っています。
サンジョヴェーゼ主体で造られるフルーティで美しいこのロゼワインは、イチゴやチェリーの甘い香りがやさしく、口当たりはフレッシュでドライです。バランスがよくトマトや和食との相性が良い1本です。
ヴィルジリオとリータ夫妻が、全く無名であったトスカーナ州、スヴェレートの地でスタートしたワイナリー。イタリアワイン界で二大ワイン評価誌において100点を獲得したワインは彼らの「レディガフィ」のみという奇跡でした。しかし、ワインガイドの評価に左右されず、妥協を許さない飽くなきワインの品質への追及・挑戦を続け、トップ生産者としての地位をゆるぎないものとしています。
このヴェルメンティーノはふくよかな果実のアロマと味わいが顕著です。グレープフルーツやトロピカル・フルーツの香りが豊かで、適度なボリューム感とミネラル分が心地よく、洋ナシやリンゴのような果実の余韻が印象的です。
1965年創設のカステッリ・デル・グレヴェペーザは、キアンティ・クラッシコ地区に点在しているブドウ栽培家たちを取りまとめ、伝統的で高品質なキアンティ・クラッシコを造る事に重きを置いています。
「サンジョヴェーゼ種はどこでも栽培できる品種ではない。トスカーナ、しかもキアンティ・クラッシコ地区らしいサンジョヴェーゼ種のアイデンティティーを表現したいのがクレメンテZシリーズ」としてサンジョヴェーゼに拘り、樽の使用による樽香を抑えたピュアな果実味が楽しめるワイン造りを行っています。
その中でも2年以上の熟成が義務づけられている「リゼルヴァ」。スラヴォニア産オークの大樽や小樽を使い長期熟成されたワインは、芳醇な香りと豊かな風味、深いコクが別格です。
カステッリ・デル・グレヴェペーザは1965年に創設者のグアルティエロ・アルマンド・ヌンツィ氏がトスカーナの18の生産者を率いて設立した協同組合です。
そしてクレメンテZシリーズに描かれている男性はメディチ家出身の教皇、ジュリオ・デ・メディチです。クレメンテZはピエーヴェ・ディ・カンポリにある畑のブドウを使っており、そこの司祭を務めたクレメンテ7世の功績を讃えると共に、品質の確かさを表すために彼の名前が付けられています。濃密な香りで高い凝縮度をたっぷり楽しめる1本です。
インフォメーション
渡伊50回以上を数え、ワイナリー200社以上を訪問。
大人気のワイン漫画『神の雫』の巻末コラムを手掛け、登場人物「本間長介」のモデルとなった。
2015年、2冊目の著書『本間チョースケ独断選定。イタリアワイン最高峰201連発!』講談社より刊行。
現在、NHK・Eテレの『旅するためのイタリア語』のテキストにおいてワインコラムを連載中。
(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ・エクセレンス
学生時代のフランス留学でワインに出会い、ソムリエを目指す。
都内の星付きフレンチ、ラグジュアリーホテルで経験を積み、2017年にANAインターコンチネンタルホテル東京のシェフソムリエ就任。
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