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『沖縄から世界に通用する、オリジナルブランドの豚肉を発信したい』そんな思いから、長年の試行錯誤を続け生み出されたのが『キビまる豚』。株式会社 福まる農場が沖縄の豊かな自然のなか放牧、開発したブランド豚です。
『キビまる豚』の美味しさの秘密は、豚にストレスをかけない環境と独自の肥育法にあります。飼料は沖縄の大地の恵みであるサトウキビの糖蜜、紅芋、よもぎを与えることで、脂身は甘く、肉質は柔らかくて上品な味わいに仕上がっています。
またその美味しさを維持するために、平成27年に最新の衛生システムを導入した豚舎を設立しました。翌年には加工工場を新設し、生産から加工、販売までを一貫して行うことで、一定の品質を維持することに成功しています。
全国展開する大手百貨店、流通、外食事業者等が“おいしさで心をつなぐニッポンの逸品”を選定する「コンテスト フード・アクション・ニッポンアワード2018」1200品目より100選に入賞しました。
農林水産省承認の六次産業化事業認定農場です。
飼料製造から養豚事業、精肉加工までの一貫した工程を理念とし生産者の見える安心、安全な豚肉を提供しています。豚舎は、餌やり、豚舎の温度湿度の調整や換気。糞尿処理まですべてオートメーション化し、外部との接触が少ない為、病気になりにくく、丈夫な豚を育てています。
県内で初めて「オガ粉」を使った全自動の養豚施設となっており、堆肥製造設備も併設しています。
オガ粉は木材を切っ たりしたときに出る木の粉のことで、このオガ粉を使うことで独自の菌を使った方法で臭気の低減と豚の糞尿の堆肥化が可能になり、作られた堆肥は近隣の菊栽培農家への還元をしています。
精肉加工場は 各部屋ごとに密閉されており、菌の汚染の危険度は低いと思われます。
工場、各部屋への入退出時には必ず靴底の消毒を徹底しています。温度、機械の点検表、作業前の体調管理表、防虫管理も全て行っています。
特にこだわったのは、一つの工場の中に精肉スライスを作る区画と、ハム、ソーセージを作る区画の二つを設けた事です。これは「食肉処理業」と「食肉製品製造業」と2種類の法許可業種となることから、二つのエリアに分ける必要がありました。ハム、ソーセージに加工する際の添加物がスライス肉にかかると精肉として扱われなくなる為で、同じ建物内に設計する事は県内でも珍しい試みです。
衛生・準衛生・汚染区域の床を3種に色分けし、衛生区画の意識も非常に高いものとなっています。
日本の食を次の世代に残し、創るために民間企業・団体・行政等が一体となって推進する国産農林水産物の消費拡大の取組みです。現在の日本の食料自給率は39%(カロリーベース)。食料の多くを外国に依存しており、何らかの事態で外国からの食料供給が止まってしまうと、私たちの食生活は大きな影響を被ってしまいます。
こうした状況をすべての国民の皆様が認識し、食とのかかわりを新たに考える。そのために政府では、平成19年7月から「食料の未来を描く戦略会議」を開催。戦略会議から平成20年5月に出されたメッセージに呼応する形で、同年10月に「フード・アクション・ニッポン(FOOD ACTION NIPPON)」を立ち上げ、その基盤となる組織として「フード・アクション・ニッポン推進本部」を発足しました。
フード・アクション・ニッポンの目標は「“おいしいニッポンを”残す、創る」こと。そのために、国産農林水産物の消費拡大を推進しています。
冷蔵庫内で約3時間解凍してください。