漫画「神の雫」に登場するキャラクター“本間チョースケ”氏が、イタリア土着品種の白ワイン8本を厳選。近年注目を集めているロエロ・アルネイスをはじめ、北イタリアで有名なガヴィやソアーヴェ、シチリアの辛口白ワインを造る土着品種グリッロなど、個性豊かな品種をセレクトしました。豊富なバラエティの中からお好みの1本を見つけるのはもちろん、ワイン好きのご友人達とのパーティーで飲み比べを楽しむのもおすすめです。
セット内容
デルテット社の歴史は1953年にまでさかのぼります。ロエロ地区の中心地であるカナーレ村にワイナリーを構えています。デルテット社のワインの特徴は、「飲みやすさとリッチな果実味」です。決して派手さはないものの、調和が取れており、親しみやすいワインのスタイルを信条としています。
そんなデルテット社が造るロエロ・アルネイスは淡いイエローの色調で、フローラルな香りが特徴です。フレッシュな口当たりでリンゴのように爽やかなフルーツの味わいが広がります。
テヌータ・デル・メロはガヴィの丘の中心地に位置しておりオーガニックとビオディナミ農法を実践、コルテーゼ種とバルベーラ種を栽培しています。畝は草で覆われており畑での細やかな管理が行き届いているため健康にブドウが育ちます。
テヌータ・デル・メロのガヴィはハーブ、シトラスの香りと爽やかさが特徴でお料理と親しみやすいワインです。ピエモンテ州の郷土料理、バーニャ・カウダを始め、野菜料理は勿論のこと新鮮な魚介料理との相性は抜群です。まさに食事と共に楽しめるワインと言えます。
イタリア品質分類の中で一番上のクラスである「DOCG」のこのワインは、人の手で丁寧にブドウの「手摘み収穫」を行っています。多くの栽培農家からより高い品質のブドウが持ち込まれるため、ヴィンテージの良し悪しに関わらず毎年安定した量と品質を確保できます。
この白ワインは淡いオレンジが少し入った黄色で、バナナの香りをはじめ、白い花、リンゴ、洋ナシなど様々な香りが含まれています。熟したフルーツの味わいが豊かで、程よい軽快な酸とミネラルとのバランスが取れています。
南イタリアならではの新鮮な果実味をいかしたモダンテイストが認められ、世界的に人気を博すようになったサン・マルツァーノによって造られた「イルプーモ・ソーヴィニヨン・マルヴァジーア」です。プーリア伝統のブドウ造りの哲学や手法を使い、飲み飽きしないワインが完成しました。柑橘系果実とハーブの爽やかな香り、フレッシュかつフルーティな味わいが楽しめる一本です。
※シンガポールアワード2020 金賞受賞
サルトーリは1898 年、ピエトロ・サルトーリ氏が自分のホテルで良質なワインを安定して供給するため、畑と小さなセラーを購入したことをきっかけに始まったワイナリーです。それより100年以上の年月を経て、現在では4世代目が指揮をとっています。
ソアーヴェの中でも古くから知られる生産地で造られるクラッシコ。淡い麦藁色に輝き、リンゴ、ナシ、シトラスの香りや、際立つ果実味や深みのある味わいが魅力の辛口白ワインです。
アブルッツオ ワインを国際的なレベルにまで引き上げ、世界にその名を広めた立役者としても知られる天才エノロゴ、ロメオ・タラボッレッリ氏。ヴァリュー&クオリティをコンセプトに、チートラにおいてもアブルッツオの特性を見事に表現したワインをつくり上げました。
このシレーネ・ビアンコは蜂蜜にバナナや洋ナシのような果実の香りを持ちます。熟したリンゴのようなフルーティさと酸味があり、軽やかな果実感が特徴的です。軽快で飲みやすさのある白ワインです。
プーリアの生産者サンマルツァーノが、アブルッツォ州に進出して造る野心作。淡いイエローの色調でニュートラルで癖のない柑橘系のアロマが料理を選びません。なめらかなタッチで飲みやすく、爽やかな酸味が食欲をそそるため、杯の進むワインです。
カンティーネ・エウロパはシチリア島の西部に1962年に設立し、2000軒を超える農家を束ねる協同組合で、シチリア州の中でも最大規模の生産者の1つとされています。彼らのコンセプトは最高品質のブドウを造ることです。徹底した品質管理、最新の醸造施設、土壌や栽培、そして研究を重ねることで高品質、かつシチリアのブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現したワインを造っています。
そんなシチリアを代表する白ワインの地品種、グリッロから造られる辛口白ワイン。モモやアプリコット等のジューシーな香りが広がり、余韻に心地よい苦味が口の中を引き締め、スッキリとした後味が特徴です。
インフォメーション
某百貨店からワイン輸入会社へ華麗に転身。イタリアの食と文化にハマりつつ、イタリア、フランスから、チリ、アルゼンチンまで旨いワインを求めて飛び回る。座右の銘は「百聞は一飲に如かず」。コミック『神の雫』の本間長介のモデルであり、著書に『本間チョースケが独断と偏見で選ぶイタリア旨安ワイン203連発!』がある。
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